金色のガッシュは泣ける感動シーンが多いことで有名です。
あらすじや面白さのポイントは以下の記事で解説しているので良ければ見てみてください!
今回は、多くの名シーンの中から僕が大号泣した話を厳選しました。
本記事の内容
- 金色のガッシュの泣けるシーン7選
- 泣けるポイント解説
※以下ネタバレ注意!読んだことない方は見ない方が良いです!
目次
① 「清麿、正義の味方」・・・(第1巻 第1話)
これ以上私の友達を侮辱してみろ!!!
おまえのその口、切りさいてくれるぞ!!!
金色のガッシュ!! 1話『清麿、正義の 味方』より
金色のガッシュ第1話目は、大鷲にぶら下がった裸のガッシュが窓を割って清麿の部屋に入ってくるという印象的な始まりです!
ガッシュは清麿の父から清麿を鍛えなおすようにと頼まれ家にやってきたのです。
清麿を知るために中学校についていったところ、ガッシュは清麿が周りから妬まれ居場所がない状態なのを目の当たりにします。
そして、不良の金山が清麿のことを激しく侮辱した時にガッシュが言い放った台詞がこれです。
清麿は壁を隔ててこの言葉を聞いていました。
居場所がない、友達がいない清麿にとってどれだけ価値ある言葉だったのか。
考えるだけで涙が止まりません。
②「僕の王様」・・・(第15巻 第136話)
石版編から、ナゾナゾ博士とキッドの別れのシーンです。
石版編は、全体的に名勝負が多い長編だと思います!
その中でも、ガッシュファンでこの話を選ばない人はいないのでは!というくらいの泣けるシーンです!
キッドはずっとナゾナゾ博士の指示を受けて戦っていました。
しかし、強敵を相手にナゾナゾ博士は重傷を負い、本に火がついてしまいます。
そんな中、キッドはナゾナゾ博士のように指示を出しながら戦っているのです。
ずっと隣でナゾナゾ博士を見続けてきたことで成長したキッド。
最後はキッドに目覚めた新呪文で決着がつきます。
キッドの成長と、2人の絆の深さを感じる別れのシーンに号泣すること間違いなしです!
③「王になれ」・・・(第23巻 第214話)
続いてファウード編です。
僕が一番好きな長編で、とても熱い展開が多いです。
そんなファウード編から、ガッシュvsリオウのシーンです。
リオウの圧倒的な力に対抗するために、清麿は自分に構わずガッシュに攻撃させるように指示を出します。
そして、気付いた時には清麿は瀕死の重傷を負っているのです。
もし本の持ち主が死んでしまったら?
清麿は自分が死んでも新しいパートナーが出来るはずと考え、命と引き換えにリオウへ一撃を食らわせます。
ファウードを操っているリオウから日本を守るために命を張った清麿の覚悟に涙が止まりません。
そして何より、瀕死の重傷を負いながらもガッシュの未来を考える、清麿とガッシュの絆の深さを感じる名シーンです。
④「最後の笑顔」・・・(第23巻 第223話)
③と同じくファウード編から。ウォンレイとリィエンの別れのシーンです!
清麿を守るため、ウォンレイはファウードの門番と戦うことを選びます。
パートナーのリィエンとは壁で阻まれてしまい、声を頼りに呪文を唱えてもらうことで何とか戦っていました。
しかし、敵の声真似によって惑わされ一方的な展開に。
そんな中、リィエンは目を閉じて心でウォンレイを見ることで遂に息を合わせることに成功しました。
最後は、敵の自爆からウォンレイが身を挺してリィエンたちを守って魔界へと帰っていきます。
ウォンレイとリィエンはパートナーであり恋人なんです。
勝っても負けてもいつか終わりが来るとわかっている2人。
この関係性に感動せずにはいられません。
そして今まで誰よりも相手のことをよく見てきた2人だからこそ、心を通わせ戦い抜くことができたのだと思います。
最後のウォンレイからの「ずっと一緒に」というメッセージで涙腺崩壊すること間違いなしです。。。
⑤「ゼオンの願い」・・・(第28巻 第273話)
ファウード編の終盤、ゼオンとの戦いを終えたシーンです!
ゼオンは、ガッシュがバオウを受け継いだことを憎んでいました。
厳しい英才教育を受けてきた自分こそが相応しいと思っていたのです。
しかし、ガッシュとの戦いの途中で父とガッシュに様々な苦悩があったことに気づき、最後は自分の過ちを認めました。
また、デュフォーも強い憎しみを抱えていましたが、ガッシュとの戦いを経て今まで感じたことがない何かを見つけることができたのです。
ゼオンとガッシュの関係が直り、魔界に帰ったら一緒に暮らすことを誓った二人。
「生きてくれ」とデュフォーにお願いするゼオン。
家族の暖かさと、パートナーとの絆の両方を感じる良シーンです。
⑥「ライオンとカバ」・・・(第31巻 300話)
最終章クリア・ノート編からです!
魔界の魔物を滅ぼすというクリアの恐ろしい目的を阻止するために、特訓を重ねていたガッシュたち。
デュフォーによる指導の結果、キャンチョメがガッシュを圧倒するほどの力を身に着けてしまうのです!
そして、友達のパピプリオを守るため、クリアの仲間であるゴームと戦うことになります。
新しく身に着けた術でゴームに圧勝したものの、キャンチョメはゴームを必要以上にいたぶろうとします。
急激に大きな力を身に着けたことでキャンチョメは、大事なことを見失いかけていたのです。
そんなキャンチョメをフォルゴレは身を挺して止めます。
ライオンの牙に小鳥はとまらないのさ。
金色のガッシュ!! 300話『ライオンとカバ』より
私はいつだってカバさんだった。
私の姿は、キャンチョメの目には、カッコ悪く映ってたかい?
金色のガッシュ!! 300話『ライオンとカバ』より
フォルゴレもかつては力にものを言わせたライオンになっていました。
かつての自分と同じ過ちを繰り返そうとしているキャンチョメに言った台詞です。
心の持ち方の重要さを説いた、まるで人生の教科書のような言葉だと思います。
こういった過ちを犯している人は身近にも多いのではないでしょうか?
ぜひフォルゴレに指導してほしいものです。。。
僕はキャンチョメとフォルゴレのペアが一番好きなのでかなり印象的なシーンでした。
フォルゴレのカッコよさはみんな憧れてしまいますよね!
⑦「いざ さらば」・・・(第33巻 322話)
最後にライバル「ブラゴ」と決着をつけ、ガッシュとの別れを迎えます。
ガッシュに自分の成長した姿を見届けてほしかった清麿は、最後の戦いを卒業式の後にしてもらいました。
そして卒業式で別れをすませた清麿とガッシュは、ブラゴと戦うのです。
金色のガッシュは魔界の王を目指すバトル漫画ですが、ガッシュと清麿が、様々な出会い・戦いを通して大きく成長していきます。
この成長を見ていくことができるのも楽しさの一つです。
不登校状態だった清麿が、最後には笑顔で前を向いて中学校を卒業します。
一人の人間の大きく成長した姿を見せてくれたわけです。
漫画の終わり方はけっこう難しいのかなと思うのですが、個人的には最高の終わり方だと思います。
1つ1つのシーンだけでなく、物語全体を通した完成度の高さを感じます。
卒業式で「仰げば尊し」を歌いながら、これまでのことを思い出していますシーンでは、もう涙が止まりません。
まとめ
金色のガッシュの大号泣シーンを厳選しました。
いかがだったでしょうか?
とにかく名シーンの多い漫画なので本当に悩みました。
この記事を見て、久しぶりにガッシュ読んでみようかなと思ってもらえたら嬉しいです。
ありがとうございました。